こんにちは!
ぷくさんです!
今回は、欅坂46の「二人セゾン」を考察していきます!
この曲も、欅坂46のなかでは人気曲です!
私も、欅坂46の中でも好きな曲の一つです!
この曲はなかなか比喩も多く、分かりづらい歌詞であることは否めません・・・
綺麗な情景の歌詞と美しい曲調の中にあって、気づきにくいですが
セゾンってなんやねん!って思いました・・・
皆さんもそうではないですか?(笑)
なので、かなり解読・解釈には手こずりました!
ちなみにセゾンとは、フランス語で、季節の意味で、英語ではSeasonです
曲中の「セゾン」をただ単に季節と解釈してもよくわかりませんね・・・
では、頑張っていきましょう!
このブログは、新規の方向けに、わかりやすいコンテンツを制作しています曲の紹介歌詞考察ランキングなどなど・・・ブログを読んでいただければ、まずは新規を卒業できますので、よろしくお願いします!
Contents
恋愛の曲じゃない!
この曲は一見、「僕」と「君」の恋愛の出会いと別れを書いているように見えます
曲中でも愛や恋などの言葉も使われていていますが、「僕」は「君」のどんなところに惹かれているとかが書かれていません
そうすると、恋愛の曲じゃないんではないか?と思い、考察しがいがあるなと感じました!
しかも、君はセゾンとは?なんでしょう・・・
と考えると、ますますなんか違うように思います
では、考察をしていきます!
二人セゾン
- 5614万回再生!すごい!
- 作詞 秋元康 作曲 SoichiroK、Nozomu.S
- 2016年11月30日リリース 3thシングル
- センター 平手友梨奈
ストーリー
世界と距離を置いて過ごしていた僕が君に出会ってから、日常が変わり、世界が輝いて見えるようになった
春に出会い、夏に恋をして、秋に別れを感じ、冬に去っていったそして季節が変わるたびに君を想い、また季節が巡っていく
という、恋愛を思わせる歌詞ですね
しかし、君はセゾン(=季節)、最後には僕もセゾンとなる
恋愛の曲としては、すっきりしません
曲中、「セゾン」は「君」として擬人化されていますが、そのまま季節として解釈してみます
セゾン=季節だったら?自然のもの
そうすると、ちょっとづつフレーズを紐解くことができます!
誰かと話すのが面倒で 目を伏せて聴こえない振りしてた 君は突然 僕のイヤホン外した What did you say now?
引用 欅坂46 「二人セゾン」
英語の部分は、「今、なんて言ったの?」です
「君=セゾン」がイヤホンを外したのだと思いますが、実はこのイヤホンには音楽が流れていません!
だって、「聴こえない振りしてた」のですから
そして、聞こえてるけど、なんて言ったかわからない・・・理解ができなかった・・・
ということは、言葉じゃないもの・・・「風の音」や「鳥の声」だと思います
セゾンはそういった、「季節の天候や動植物」、もっと言うと「自然」のことを言っているのですね
つまり
道端咲いている雑草にも 名前があるなんて忘れてた
ような「僕」が、そういった季節や自然の美しさに気づいたのではないでしょうか?
街を吹き抜ける風の中 何かの香りがしてたのに
ここにも、季節を感じさせるようなフレーズがあります
繰り返しを連想させる言葉
そして、この曲には、繰り返すものが多くでてきます
- 「季節」
- 「四季」
- 「太陽」
- 「永遠」
フレーズの中にも、そういう繰り返しや循環を描いています
一瞬の光が重なって 折々の色が四季を作る そのどれが欠けたって 永遠は生まれない
の部分で語られていることは、実際に四季のどれかがなくなってしまうと、植物も育たなくなり、動物もいきていけない、ということ
つまりは、生命の繰り返しが終わってしまうことを言っています
そして、
春夏秋冬 生まれ変われると 別れ際 君に教えられた
からは、生命の循環を意味していると考えます
この曲を、自然や生命がテーマと考えると・・・
なんか、しっくりきませんか?
ストーリー再考
道端の雑草にも興味を無くし、世界と隔たりを持っていた僕が、ある日季節やその季節ごとに変わる自然の美しさに気づき、日々変わっていく景色を見て、日常に輝きを取り戻していく
そして、季節が巡るたびに生命が生き死に循環することを知って、一日一日が大切なものになっていく
最後には「僕」自身もその巡っていく自然の一部なのだとわかる
というストーリーではないでしょうか?
思い出はカレンダー
このストーリーを決定づけたのは、「思い出はカレンダー」という部分
恋愛の場合にも、カレンダーに書き込むことはよくあります
でも、それって未来のことを書きますよね?
カレンダーは、時が進むにつれて捨てていくのが普通です
確かに、思い出としてとっておくことも考えられますが・・・
過去のカレンダーにはあまり意味はないですよね?
しかし、「思い出はカレンダー」と書いてあるです
過去のことを表す「思い出」と未来のことを表す「カレンダー」
カレンダーを見て一番に思うのは、季節感です
カレンダーを見て、そろそろ夏だな、とか、去年は寒かったなー、とかの記憶が呼び起こされるものです
つまり、過去の記憶を季節によって思い出すから、「思い出は」カレンダーなのです
それで、この曲のテーマは自然とか生命なのでは?と決定付けました!
「二人セゾン」は自然を楽しんで大切にする曲です!
主人公の「僕」は、自然の美しさに気づき、「見過ごしちゃもったいない」と思うようになるし、桜の満開を楽しみにしたりするのです!
と同時に、自分もその季節の循環や生命の循環なんだと気づくのです!
一番、難解なフレーズ
太陽が戻って来るまでに 大切な人ときっと出会える 見過ごしちゃもったいない 愛を拒否しないで
ここ部分がなにを指しているのか、わかりませんでした・・・
太陽が戻って来る→朝?
大切な人は、誰?
愛とは?
という疑問があって、恋愛の歌だとしたらちょっと理解できませんでした
しかし、これを「自然」に当てはめてみると・・・!
彦星と織姫の話ではないかと思いました!
「太陽が戻ってくるまでに」は、一年に一度、太陽が同じ位置に戻ること、そして夜のこと
「大切な人」「愛」は、彦星と織姫が逢うことのできる、七夕のお話
そして、その日を「見過ごしちゃもったいない」と言っているのです!
やっと納得いく解釈ができたと思っています!
ラストは・・・
「僕もセゾン」・・・
僕「も」セゾンなのです!
つまり、自分も自然の一部で、生きていき、そしていずれ死ぬことを理解したと考えられます
自然や生命の循環の一部として、大きな流れにの中で、一瞬の輝きを大切に生きていこう!、という意思を感じられます
時間をムダにするな!
きっと、毎日をだらだらと過ごして、世界と距離を取っている人もいると思います
が、おそらく本人もそれで良いとは思ってないはずです!
この曲の中でも、始めの方の「僕」は道端の草の名前も忘れ、風に乗って香る匂いにも気付かないような生活をして、自身を閉ざして生きていました・・・
しかし、「後悔はしてないか?」「見過ごしちゃもったいない」と、世界の美しさに気づいてからは、一瞬一瞬を大事に過ごしているのがわかります
なので、自分がだらだらと毎日を消費していて、これじゃダメだと感じている人には、外に出て、自然を感じてもらいたいです!
そして、その時に感じることを大切に生きてほしい
そうすれば、その瞬間の積み重ねが、のちのち人生の価値になっていくのだと思います!
というところに、時間をムダにするなというメッセージがあると思いました
深読みし過ぎですかね?(笑)
人生とはなんて、大き過ぎ?
なんか、大きく広げて、人生とは・・・生命の循環とは・・・
とか、語ってしまいましたが、実際はそんな大きなことは考えなくていいんです!
「雑草」の名前を思い出したり、風の匂いを感じたり、そんなちょっとした目の前にあることに、気づいていきましょう!
そうすれば、今の時間を有意義に使えているということになりますよ!
意外と簡単なことです!
まとめ
一見、僕と君の出会いと別れの恋愛をストーリーとしているように見えます
しかし、その解釈だと、ちょっと難解な箇所があり、恋愛ストーリーとは思えません
そこで、季節や自然の言葉が多いことに注目して、「セゾン」を自然物だと解釈すると、しっくりくるようになります!
そうすると、この曲は、自然や世界の美しさに気付いた「僕」の日常が輝き始め、毎日を大切に生きるようになったと解釈できるようになります!
そして、そんな主人公を見て、私たちも毎日を輝かせるために大事に過ごしていくことを学ばないといけないのですね!
ちょっとしたことに気付いて、それを積み重ねていきましょう!
簡単なことから始めましょう!
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