こんにちは!
ぷくさんです!
今回は、乃木坂46の「君の名は希望」を考察していきたいと思います!
この曲は、「紅白歌合戦」でもパフォーマンスをした、乃木坂46といえばこれ!ってほどの名曲と言われ、ファンの中でも人気の高い曲として知られています!
メッセージ性も高く、この曲で勇気をもらった方も多いのではないでしょうか?
私もその一人です!
では、いきましょう!
このブログは、新規の方向けに、わかりやすいコンテンツを制作しています曲の紹介・歌詞考察・ランキングなどなど・・・ブログを読んでいただければ、まずは新規を卒業し、他の人にも話すことができますので、布教活動のほどよろしくお願いします!
Contents
この記事の内容
乃木坂46「君の名は希望」考察
- ストーリー考察
- 本当は怖い「君の名は希望」
曲紹介
2013年3月13日リリース 5thシングル
作詞 秋元康、作曲 杉山勝彦
センター 生駒里奈
考察
今回は、注目すべきワード、フレーズを軸に考察していきます!
では、考察していきます!
フレーズ考察
透明人間
僕が君を初めて意識したのは 去年の6月 夏の服に着替えたころ 転がって来たボールを無視してたら 僕が拾うまで こっちを見てたんだ
透明人間 そう呼ばれてた 僕の存在 気付いてくれたんだ
引用 乃木坂46 「君の名は希望」 作詞秋元康
この部分の注目ワードは、「透明人間」です
「僕」は「透明人間」と呼ばれていて、自分は存在しないものなんだと、思っています
だから、そんな僕に転がって来たボールを取ってもらおうなんて、誰も思っていないと、無視を決め込んだのです
ところが、「君」は「僕」に気付いたのです!僕がボールを拾うまで待っていました
ここから、「僕」の世界は広がりました!
季節は、初夏・・・
この世界は美しい
厚い雲の隙間に光が射して グラウンドの上 僕にちゃんと影ができた いつの日からか孤独に慣れていたけど 僕が拒否してた この世界は美しい
引用 乃木坂46 「君の名は希望」 作詞秋元康
透明人間には、透明なので影ができません・・・
しかし、雲の隙間からの光が自分の影をつくり、ここに自分が存在していることを、「透明人間」ではないことを改めて、感じました
そして、「透明人間」と呼ばれ、見えないもののような扱いをされてきた「僕」は、いつからか世界との壁を作り関わることを拒否していたのですが、「僕」に気付いてくれたことで、世界が美しく見えるようになったのです
ここで、影という言葉が出てきます
影は光でできるものですから、「僕」は「君」を意識し始めたことで、存在できるということでしょう!
「君」がいるから「僕」が存在する?・・・ちょっと依存が強い?・・・(笑)
いや・・・
自分の存在に気付いてくれた「君」がいるという事実、それだけで世界が変わるほどの衝撃だったということなのでしょう!
君の名前は希望
こんなに誰かを恋しくなる 自分がいたなんて 想像もできなかったこと 未来はいつだって 新たなときめきと出会いの場 君の名前は“希望”と今 知った
引用 乃木坂46 「君の名は希望」 作詞秋元康
今までの透明人間でいたら感じることのできなかったであろう、人を恋しく思う気持ちや、そう思わせてくれる人との出会いは、これからの未来にもきっとある!
そう思わせてくれた「君」は“希望”そのものだと、知ったのです!
ここで、「君」=“希望”になるのですが、「君」は「のぞみ」さんなのですかね?・・・(笑)これは冗談です・・・
心が空っぽ・・・
わざと遠い場所から君を眺めた だけど時々 その姿を見失った 24時間 心が空っぽで 僕は一人では 生きられなくなったんだ
孤独より居心地がいい 愛のそばでしあわせを感じた
引用 乃木坂46 「君の名は希望」 作詞秋元康
わざと遠い場所から君を眺めた・・・ちょっと怖いですね・・・(笑)
でも、なぜ近づかないようにしたのか?それは、どうしていいかわからない「僕」の精一杯の行動だったのでしょう!
今までは、「透明人間」と呼ばれ、いないことになっていても大丈夫だった「僕」が、一人では生きていけなくなってしまうほどに、「君」の存在は強くなり、24時間一日中寂しさを感じるようになった・・・
しかし、それも孤独でいることよりもずっと、誰かを想うことの寂しさがあった方がしあわせを感じられるようになった
悲しみの雨
人の群れに逃げ込み紛れてても 人生の意味を誰も教えてくれないだろう 悲しみの雨 打たれて足元を見た 土のその上に そう確かに僕はいた
引用 乃木坂46 「君の名は希望」 作詞秋元康
一人では生きれなくなってしまった「僕」はその寂しさを紛らわすために、人の群れに逃げ込みますが、そこで得られるものはなく、ただ寂しさを募らせていきます・・・
そして、雨に打たれ、悲しみに打ちひしがれている「僕」なのですが、雨でぬかるんだ土の上には、自分の足跡が残り、そこには確実に自分が存在しているのだと確信したのです
つまりは、寂しさや悲しさという負の感情も、前のように「透明人間」になって消してしまおうとしたのだけれども、消すことができない、それも受け入れていくことが生きていくことだと知ったので!
心が切なくなる恋・・・
こんなに心が切なくなる 恋ってあるんだね キラキラと輝いている 同(おんな)じ今日だって 僕らの足跡は続いてる 君の名前は“希望”と今 知った
引用 乃木坂46 「君の名は希望」 作詞秋元康
心が切なくなる恋・・・
恋は世界を美しく見せてくれるだけではなく、残酷にも寂しい、悲しい、切ない等のつらい感情までも連れてきてしまう・・・
同じにように見える今日も、恋によって感情が上がったり下がったりすることで、輝いて見えるのです
ここでいう僕らとは、こういった上がったり下がったりする感情と自分ということ
そして、「僕」はそれらと一緒に、これからもキラキラする毎日を過ごしていくことを“希望”と言うのだと知りました
もし君が振り向かなくても その微笑みを僕は忘れない どんな時も君がいることを 信じて まっすぐ歩いて行こう
引用 乃木坂46 「君の名は希望」 作詞秋元康
ここがこの曲の一番の聴き所です!
ただこのフレーズをそのまま解釈すると、君が振り向いてくれなかったとしても、僕は君を忘れずに、この恋を心にしまって生きていく!といった感じでしょうか・・・
もう少し踏み込んだ解釈をしてみます
ここで出てくる「君」は「僕」にとっては、“希望”です!
つまり、君との恋を実らせるという希望がもし叶わなくても、その楽しかった記憶(微笑みを見ることなど・・・)は決してなくならないし、その「君」が教えてくれた“希望”を信じて、進んでいける、ということだと思います!
なんにもわかっていないんだ
何(なん)にもわかってないんだ 自分のことなんて 真実の叫びを聞こう さあ
引用 乃木坂46 「君の名は希望」 作詞秋元康
今まで「透明人間」と呼ばれ、世界との壁を作り、感情も特に生まれないような日々を過ごしていた「僕」だけれども、本当は「楽しい、嬉しい、寂しい、悲しいなどの」感情に溢れていて、そんな自分がいることなんて想像もしていなかった
と、「僕」は「君」と出会って気づいたのでした
自分の気持ちや感情は、自分の心に聞くしかないのですね!
では、この考察からストーリーを考えてみます!
ストーリー考察
透明人間と呼ばれ、日々を何の感情も無く過ごしていた「僕」が「君」と出会い、「君」が「僕」の存在に気付いてくれたことによって、意識し始めます
「僕」はそれが恋なんだと気づき、楽しさや寂しさなどの感情に振り回されながらも、恋によって輝き始めた毎日を過ごしてきます
そして、その恋や感情に気付かせてくれた「君」は「僕」にとって日々を生きていく“希望”となり、もしこの恋が実らないとしても、「僕」は「君」に出会えたことを忘れず、生きていこうと決心するのでした
といったストーリーになります!
「希望」というキーワードを中心に、恋によって「僕」の世界が広がっていく様子が描かれています!
では、この曲は何を伝えたいのでしょうか?
この曲のメッセージ
この「君の名は希望」は、「君」への恋によって「僕」の世界が広がっていくことが描かれています
そして、「僕」は「君」を“希望”と呼びます
希望とは、「こうなって欲しいと願うこと」
つまりは、こうなって欲しいと願うこと、希望が、生きていく原動力となって、この世界を美しく広げていくのです!
たとえば、この曲のように、好きな相手ができれば恋人関係になりたいと思うでしょう
そうすれば、どうやったら好かれるのかを考え、服装などの外見を気を付けたり、内面を磨こうと努力しますよね?
ファッションの勉強や、相手の気持ちを思う姿勢などを身につけようとしますよね?
なので、この曲はそういった気持ちを持たせてくれる「希望」が世界を広げ、切り開く力となることを教えてくれるのです!
ぜひ、この曲の「僕」のように世界と距離を置いてしまっている人は、なんでも良いので、「こうなって欲しい!、こうしたい!」という希望を持ってみてください!
今日からできれば、明日からは違う毎日を過ごせるはずです!
まとめ
今回は、乃木坂46の「君の名は希望」を考察しました!
この曲は、「希望」というキーワードを中心とし、「僕」が「君」に恋することが「希望」となり、世界が広がっていく様子が描かれています
そして、この「希望」を持つことが、世界を広げ、切り開いていく原動力になり、 こうなって欲しい!、こうしたい!」という気持ちが、この世界を生きてくのに必要なのです!
もうちょっと続きます・・・
おまけ・・・
考察をしながら、少し感じたことがあります・・・
「僕」はちょっと気持ち悪いなぁと・・・(笑)
・・・
この次のパートについては、この曲が大好きな方にとっては不快かもしれませんので、そういった方は飛ばしてください!
もちろん私も、この曲に対してリスペクトを持っているので、侮辱するつもりは全くなく、違った視点でみるとこんな考察もあるよ!との考えです!
なので、その部分に関しては、ご注意ください!
では、
悪意のある考察・・・
私はこの曲が好きで、美しい描写や希望という言葉で勇気づけられますし、乃木坂46の代表曲と言われるものです!
ただ、考察を深めていくうちに、なんだか「僕」がちょっと気持ち悪いなぁとも思ってしまいました・・・
- ボールが転んできても棒立ちの男子・・・
- 透明人間と呼ばれるほどの根暗・・・
- わざと遠くから君を見る・・・
- 君に対しての一方的な強烈な想い・・・
- 「微笑みを僕は忘れない」・・・
これだけ見ると、どうですか?・・・
怖いですよね?
しかも、「君」側の気持ちが描かれている箇所が全くないのです!
つまり、「君」がどう思っているかは関係なく、勝手に「僕」が盛り上がってしまっていて、君のことを“希望”とか言っているのです!
ゾワゾワしませんか?
君は、ただ単にボールを取って欲しかっただけで、「僕」の存在なんて何とも思っていなかった可能性すらあります・・・
本当は怖い「君の名は希望」でした・・・
いつも見て頂きありがとうございます!
皆様に見て頂けることが、モチベーションアップになります!
今後もよろしくお願いいたします!
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